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昨年、談合関与の情報提供  千葉県職員の入札情報漏洩 容疑の職員、県の聴取に関与否定

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昨年、談合関与の情報提供  千葉県職員の入札情報漏洩 容疑の職員、県の聴取に関与否定

職員逮捕を受け記者会見の冒頭で謝罪する千葉県の県土整備部の幹部ら=23日夜、千葉県庁(永田岳彦撮影 職員逮捕を受け記者会見の冒頭で謝罪する千葉県の県土整備部の幹部ら=23日夜、千葉県庁(永田岳彦撮影

 現役の千葉県職員が入札情報を漏洩(ろうえい)していたとして逮捕された事態を受け、県は23日夜、緊急の記者会見を開催。逮捕された職員2人が県の聞き取りに対し、情報漏洩への関与を否定していたことを明らかにした。

 「県民の皆様に深くおわび申し上げます。再発防止に努めて参ります」。県土整備部の吉田行伸・災害・建設業担当部長は会見の冒頭で深々と頭を下げた。対応に追われた同部幹部らは一様に苦渋の表情を浮かべた。

 県によると、昨年9~10月にかけて、当時、県東葛飾土木事務所長だった佐藤政弘容疑者(58)と同事務所維持課長だった佐藤好明容疑者(51)が、高松英範容疑者(74)が当時取締役を務めていた「岡本組」に情報を漏洩しているといった外部からの情報提供が複数回あり、入札が中止となった工事もあったという。

 県は今年3月に職員の2人に対する聞き取りを実施。その際にはいずれも情報漏洩への関与は否定していたという。

 職員の2人はいずれも土木関係の技術職として入庁。勤務態度などは特に問題がなかったというが、高松容疑者とのつきあいについては、「確認できていない」という。

 今後の調査については、捜査の進展を見守りつつ、関係する職員への聞き取りなどを行うとしている。

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