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服役中の手紙禁止 受刑者提訴の初弁論で国は全面的に争う姿勢

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服役中の手紙禁止 受刑者提訴の初弁論で国は全面的に争う姿勢

 布川事件で再審無罪になった桜井昌司さん(70)からの手紙の受け取りを山形刑務所に禁止されたのは違法だとして、服役中の受刑者が国に50万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が21日、山形地裁(松下貴彦裁判長)で開かれ、国側は全面的に争う姿勢を示した。

 原告は強盗致死罪で服役中の橋本遥受刑者(32)。訴状によると、平成26年9月、再審請求に関する質問を記した手紙を桜井さんに送付。同10月に「真実は勝つ、困難でも頑張ってほしい」との趣旨や人生観が書かれた返事が刑務所に届いたが、所長は「矯正に支障が出る恐れがある」として渡さなかった。

 原告側は「手紙を受け取っても矯正に支障はなく、違法だ」と主張。国側はこの日の弁論で具体的な反論を行わず、次回以降に示すと述べるにとどめた。

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