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「麻原彰晃死刑囚前面に活動」アレフから分派の新団体、公安庁警戒強める

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「麻原彰晃死刑囚前面に活動」アレフから分派の新団体、公安庁警戒強める

観察処分の取り消しを認められ、会見する「ひかりの輪」の上祐史浩氏=9月25日、東京・霞が関の司法記者クラブ 観察処分の取り消しを認められ、会見する「ひかりの輪」の上祐史浩氏=9月25日、東京・霞が関の司法記者クラブ

 オウム真理教の後継団体とされる「アレフ」内での対立から、新たに約30人の団体が分派し、活動を始めている。金沢市と東京都武蔵野市に拠点を置いており、公安調査庁は「麻原彰晃死刑囚を前面に出した活動を展開している」と警戒を強め、今回の観察処分更新請求の対象にした。

 公安庁によると平成25年末ごろ、アレフ内で主導権を巡る意見の対立が起きたという。金沢市でアレフの中心的存在だった女性は、対立の中で長期修行入りを命じられたが、15年1月に無断で修行を打ち切り、同調した人たちとアレフと距離を置きはじめた。

 この女性らによる新たな団体について、公安庁は「麻原死刑囚への絶対的帰依を強調する活動方針を鮮明にしている」と主張。「セミナーを開くなど、教義を広めるために新規の構成員を獲得する意思を示している」と警戒の必要性を訴えた。

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