産経ニュース

「体重制限、摂食障害が背景」万引で有罪 元女子マラソン代表・原裕美子被告

ニュース 社会

記事詳細

更新


「体重制限、摂食障害が背景」万引で有罪 元女子マラソン代表・原裕美子被告

原裕美子被告=東京・新宿(戸加里真司撮影) 原裕美子被告=東京・新宿(戸加里真司撮影)

 栃木県足利市で今年7月、コンビニエンスストアで化粧品などを万引したとして窃盗罪に問われた陸上の世界選手権(世界陸上)の女子マラソン元代表で無職、原裕美子被告(35)=同市=の初公判が8日、宇都宮地裁足利支部で開かれ、中村海山(かいざん)裁判官は、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。冒頭陳述では、原被告が厳しい体重制限から過食や嘔吐(おうと)を繰り返す摂食障害となって、万引を繰り返していたことが明らかとなった。万引した理由について原被告は「お金を払うのが惜しかった」と述べた。

 検察側は動機が身勝手で再犯の可能性も高いとして懲役1年を求刑した。一方、弁護側は「実業団時代に極度の食事制限や体重制限から摂食障害となり、万引をするようになった。被害者との示談も成立している」と主張、執行猶予付きの判決を求めた。

 この日の公判では、原被告の父親に対する証人尋問と被告人質問が行われた。原被告は「しっかりと治療を続け、今後このようなことがないよう、事件のことを忘れることなく日々を過ごしていきたい」と述べた。

続きを読む

「ニュース」のランキング