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【びっくりサイエンス】救助犬の「やる気」「発見した喜び」をAIが推定 東北大などがスーツ開発

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【びっくりサイエンス】
救助犬の「やる気」「発見した喜び」をAIが推定 東北大などがスーツ開発

犬のやる気が3段階でグラフ表示される装置のデモンストレーション=1日、東京都千代田区(原田成樹撮影) 犬のやる気が3段階でグラフ表示される装置のデモンストレーション=1日、東京都千代田区(原田成樹撮影)

 同チームはこれまで、がれきなどの下の映像や音声、探査の軌跡などを遠隔で知るため救助犬に着せるサイバースーツを開発してきた。カメラやマイク、GPS(衛星利用測位システム)受信機、慣性センサーのほか、センサーのデータを記録・解析するコンピューターが搭載されている。今回、犬の体表に心電計測用の3つの電極が常に密着するように配置されたインナーウエアを開発。専門的な知識がなくても着せるだけで、活動中でもずれずに心電が計測できるように工夫され、データが無線でサーバーに送られる。

 心拍数は活動量によっても上昇するが、感情がやる気のある「ポジティブ」の状態になったときも自律神経系を介して上昇する。活動量による変動と感情による変動のゆらぎパターンは異なるため、人工知能(AI)の機械学習手法を使って感情を推測する。これにより、走行時でも高い精度で「やる気」のあるなしを判定できるようになった。

 東京都内で1日、救助犬の訓練を受けていないスタンダードプードル(雄、2歳)を使ったデモンストレーションが行われた。スーツ姿の男性やカメラに囲まれた中で歩かされると、スクリーンに表示された判定は明らかにネガティブとなったが、餌をやったりほめたりしたときはポジティブに変わった。

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