産経ニュース

外務省、林野庁の責任指摘 国際機関の投資金回収不能で会計検査院

ニュース 社会

記事詳細

更新


外務省、林野庁の責任指摘 国際機関の投資金回収不能で会計検査院

 熱帯林の持続的利用を促進する「国際熱帯木材機関」(ITTO、本部・横浜市)で元幹部が不適切な投資を行い、多額の金が回収不能になった問題について会計検査院は24日、ITTOへの運営資金拠出を担う外務省、林野庁に「決算書をよく確認していれば投資の一部を回収できた可能性がある」と指摘した。

 検査院によると平成24~26年、当時の事務局長ら幹部3人は理事会が承認していない投資ファンドに計1820万ドルを投資。その後、ファンドが清算され資金が回収できなくなった。

 外務省や林野庁は26年6月、不適切投資を把握しうる決算書を受け取っていたが十分に確認しなかった。検査院は、このタイミングで問題点を指摘しておけばファンドの保有資産から金の一部は回収できたかもしれないと指摘した。外務省は「今後は見落とさないようにする」としている。

「ニュース」のランキング