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【台風21号】首都圏を通過し東北へ 広い範囲で暴風雨、2人死亡 道路陥没も

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【台風21号】
首都圏を通過し東北へ 広い範囲で暴風雨、2人死亡 道路陥没も

台風21号の影響で増水した多摩川で捜索活動する消防隊員=23日午前、東京都大田区(古厩正樹撮影) 台風21号の影響で増水した多摩川で捜索活動する消防隊員=23日午前、東京都大田区(古厩正樹撮影)

 超大型の台風21号は23日午前8時ごろ、茨城県日立市沖の太平洋上に抜けた。台風が直撃した朝の首都圏各地では鉄道各線が乱れ、午後9時過ぎ現在も関東3県で計11万7千軒が停電するなどしている。記録上初めて超大型で上陸した台風は紀伊半島に記録的豪雨をもたらし、福岡県や山口県で計2人が死亡するなどの被害を出した。

 気象庁によると、台風21号は静岡県に上陸後、速度を50~60キロへ急速に速めながら神奈川県、東京都などを横断。東北にかけての広い範囲を暴風域に巻き込みつつ再び太平洋へ抜けた。24日午前には北海道の東で温帯低気圧に変わる見通し。

 各地に大雨や強風の爪痕が残っている。東京電力によると、23日午前9時14分現在も千葉県で約8万軒、神奈川県で約1万9千軒、茨城県で1万1千軒が停電しており、同社が復旧作業を急いでいる。

 気象庁によると、超大型で上陸した台風は解析記録が残る平成3年以降で初めて。接近前から大雨となった西日本では紀伊半島などで記録的豪雨になった。

 福岡市の病院建設工事現場では鉄製の足場が幅数十メートルにわたり倒れ、近くを歩いていた無職、平嶋雅男さん(63)=福岡県須恵町=が下敷きになり、死亡した。当時、24・2メートルの最大瞬間風速が観測されていた。

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