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夜間捜索訓練中に消息絶った救難ヘリ「最後の砦」 メディック…自衛隊随一の精強

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夜間捜索訓練中に消息絶った救難ヘリ「最後の砦」 メディック…自衛隊随一の精強

救難ヘリコプターが墜落した現場付近で、筒状のものを回収するゴムボート=18日午前9時1分、浜松市沖 救難ヘリコプターが墜落した現場付近で、筒状のものを回収するゴムボート=18日午前9時1分、浜松市沖

 墜落したとみられるUH60J救難ヘリコプターが所属する航空救難団は、隊員と装備の能力の高さから救難活動の「最後の砦(とりで)」と呼ばれ、過酷な訓練を重ねている。17日も暗視装置を使い、救助が必要な人を捜す夜間洋上捜索訓練を行っている最中に消息を絶った。

 航空救難団は昭和33年創設で、任務を担う救難隊は北海道から沖縄まで全国10カ所にある。17日に墜落したとみられるのは浜松救難隊所属だった。救難隊は航空自衛隊の戦闘機などの航空機が事故を起こした際にパイロットの救助にあたり、洋上・山岳救出や急患搬送など災害派遣も担う。

 UH60Jには厳しい選考と訓練を経た救難員(メディック)が搭乗。ヘリから現場に降り、救助にあたるメディックは自衛隊随一の精強さを誇る。平成16年の北海道沖での貨物船転覆事故では、海上保安庁が救出を断念する中、メディックは重油が流出した海で7人を救出する一方、3カ月の闘病を余儀なくされた。

 海保が「海猿」と呼ばれるのに対し、「メディックは『海猿』であり、『山猿』でもある」(空自幹部)という。

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