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弁護士殺害、秋田県への請求退ける 警官が被害者を犯人と誤認「非難できない」

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弁護士殺害、秋田県への請求退ける 警官が被害者を犯人と誤認「非難できない」

弁護士刺殺訴訟の判決のため、秋田地裁に向かう遺族(手前)ら=16日午後、秋田市 弁護士刺殺訴訟の判決のため、秋田地裁に向かう遺族(手前)ら=16日午後、秋田市

 刑事裁判の判決も機捜隊員の誤認を認定していた。県警も事件当初、「勘違いした」と間違いを事実上認めていたが、その後一転して否定し、訴訟でも「違法性や過失はない」と反論していた。今回の判決は誤認を認めた上で、違法性を否定した形だ。

 刑事裁判の判決によると、菅原受刑者は22年11月4日午前4時ごろ、離婚調停で元妻側の代理人を務め、強い恨みを抱いていた秋田市泉北の津谷さん宅に拳銃や剪定(せんてい)ばさみ、火薬入りベストなどを持って侵入。

 津谷さんにベストを着るよう要求したが拒まれたため、拳銃の引き金を2回引いたが発射されず、津谷さんが拳銃を奪ったところ、駆け付けた県警機捜隊員2人が犯人と間違って取り押さえ、その隙に被告が津谷さんをはさみで複数回刺して殺害した。

 現場にいた良子さんは一貫して、「私は2人の警察官が夫の両手を取っているところを目撃している。警察官がいながら殺されたのは納得できない。警察官が来なければ夫は殺されなかった」と無念を訴えていた。

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