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【那須雪崩最終報告書】要因は「栃木県高校体育連盟のマンネリズム」と糾弾 7年前の雪崩把握せず 「教訓の風化防止も」提言

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【那須雪崩最終報告書】
要因は「栃木県高校体育連盟のマンネリズム」と糾弾 7年前の雪崩把握せず 「教訓の風化防止も」提言

検証委員会の戸田芳雄委員長(右)から宇田貞夫教育長に最終報告書が手渡された=15日、宇都宮市昭和の県公館(斎藤有美撮影) 検証委員会の戸田芳雄委員長(右)から宇田貞夫教育長に最終報告書が手渡された=15日、宇都宮市昭和の県公館(斎藤有美撮影)

 栃木県那須町で3月、登山講習中の県立大田原高校の生徒ら8人が犠牲となった雪崩事故から半年余りが経過した15日、検証委員会がまとめた最終報告書が県教育委員会に提出された。7年前の講習会で起きた雪崩を主催者の県高校体育連盟が把握していない体制など「組織運営のマンネリズム」を事故発生の要因と糾弾。県教委は来年の講習会実施を見送る方針だが、教育活動としての登山継続のため再発防止策の徹底を求めた。(楠城泰介)

 「長く続く伝統行事の割には安全確保に対するノウハウが蓄積されていない。人の命を確保するには全く不十分だった」

 7回目となった検証委。最終報告書が承認され、最後に感想を求められた委員の一人は、個人の具体的な行動以前に組織に問題があったことを指摘した。7年前の講習会で起きた雪崩で複数の生徒が雪に埋まったにもかかわらず、県高体連や県教委に報告されず、文書の引き継ぎがなかった点を問題視したのだ。

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