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欅坂の握手会の発炎筒男初公判「メンバーに同情集めたかった」求刑2年で結審

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欅坂の握手会の発炎筒男初公判「メンバーに同情集めたかった」求刑2年で結審

 今年6月に千葉市の幕張メッセであったアイドルグループ「欅坂46」の握手会で発炎筒をたいてイベントを中断させたなどとして、威力業務妨害と銃刀法違反の罪に問われた札幌市白石区の無職、阿部凌平被告(25)の初公判が21日、千葉地裁(楡井英夫裁判官)で開かれ、阿部被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役2年を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求め結審した。判決は10月2日。

 検察側は冒頭陳述で「騒ぎを起こせばメンバーに同情が集まり、ネット上での誹謗中傷がなくなると考えて犯行に及んだ」と指摘。阿部被告が「殺意はなかったが、殺すつもりだったと警察に話せば、メンバーへの同情が集まると思った」との趣旨の供述をしていたことも明らかにした。

 また、阿部被告はナイフなどが入ったバッグを会場入り口付近に放置し、スタッフが取りに行くのを見てから、忘れ物がないか尋ねて受けとる手法で警備をかいくぐって犯行に及んでいたことも明らかにした。

 阿部被告は、丸刈り頭に黒ぶちの眼鏡、白いシャツに黒っぽいスラックス姿で出廷。楡井裁判長から氏名を聞かれた時などは、まっすぐ前を見据え、はっきりした声で応えていた。

 捜査関係者によると、阿部被告は調べに対し、メンバー1人の名前を挙げ「思い描くイメージが崩れるのが許せなかった。イメージを守りたくて刺して殺そうと思った」と供述していた。

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