産経ニュース

東京都が主張を一部撤回 豊洲住民訴訟

ニュース 社会

記事詳細

更新


東京都が主張を一部撤回 豊洲住民訴訟

 築地市場(東京都中央区)の豊洲(江東区)移転をめぐり、土壌汚染対策費を考慮せずに土地を購入したのは違法だとして、都民約40人が石原慎太郎元都知事への賠償請求を都に求めた訴訟の進行協議が7日、東京地裁であった。都側は、平成14年に東京ガスと結んだ「汚染のない価格で購入する」との合意に「法的拘束力があった」とする、従来の主張を撤回。「中間的合意にすぎず、法的義務は生じていない」とした。

 都側はこれまで、石原氏に責任はないとの方針だったが、小池百合子知事が1月、訴訟方針の変更を表明。それに伴い、都側は弁護団を一新した。

 7日に都庁で会見した都側の新弁護団は「(旧弁護団の)主張を明確に撤回する。真相究明に努め、裁判所の公正な判断を求めるのが基本的な姿勢」と説明。「(石原氏が)裁量権を超えているという疑いもあるかもしれないが、判断は裁判所に委ねる」として、石原氏にとって不利になる証拠も含めて訴訟で提出していく方針を明かした。

「ニュース」のランキング