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【那須雪崩】事故時、19年に1度の大雪 研究グループが報告会

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【那須雪崩】
事故時、19年に1度の大雪 研究グループが報告会

雪崩事故のあった栃木県の「那須温泉ファミリースキー場」周辺で現場検証する県警の捜査員ら=3月30日 雪崩事故のあった栃木県の「那須温泉ファミリースキー場」周辺で現場検証する県警の捜査員ら=3月30日

 栃木県那須町で3月、登山講習会に参加した高校生ら8人が死亡した雪崩事故で、当時現場では、3月としては19年に1度の大雪が降っていたことが14日、分かった。気象庁などの研究グループが同町で開いた報告会で発表した。

 気象庁気象研究所の荒木健太郎研究官によると、那須高原では3月26日夜から27日朝にかけての10時間で本州の太平洋側に沿って進む「南岸低気圧」の影響で積雪が34センチあった。平成元年11月以降の降雪を調べると、3月としては19年に1度、シーズンとしては3年に1度の規模だったという。

 荒木研究官は「気圧配置で表層雪崩のリスクは変わる。気象庁の発表を活用してほしい」と述べた。

 登山講習会は県高等学校体育連盟登山専門部が主導し、50年以上前から同時期に開催していた。7年前にも参加した生徒らが雪崩に遭っていた。

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