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獣害対策の“秘密兵器” 吠えるオオカミフィギュア「スーパーモンスターウルフ」 11日から千葉県で投入 

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獣害対策の“秘密兵器” 吠えるオオカミフィギュア「スーパーモンスターウルフ」 11日から千葉県で投入 

“秘密兵器”スーパーモンスターウルフ。動物を感知すると咆哮音を発し、目が炎の色に点滅する(太田精器提供) “秘密兵器”スーパーモンスターウルフ。動物を感知すると咆哮音を発し、目が炎の色に点滅する(太田精器提供)

 道内では計5カ所の耕作地周辺にウルフを設置、監視カメラで半年余り様子を観測したところ、シカやクマが耕作地に出なくなったという。「威嚇音の到達圏に限りがある分、狭い農耕地が多い本州向きでは? かつて暮らした千葉に貢献したい」(太田社長)。

 “ウルフ作戦”を試みるJA木更津市は今春、田植えを間近に控えた海辺近くの水田耕作地帯にイノシシが出た事実を重大視。「生息区域を拡げる動物の農作物荒らしを止めないと千葉の農業は崩壊しかねない」と太田精器に相談した。

 設置場所は木更津市内の矢那地区内にある水田の近く。「効果を分析することで人と動物の共生にも配慮しながらの対策も検討できる、と期待したい」(JA木更津市)。

 今回の試みについて、農業・食品産業技術総合研究機構の仲谷淳専門員(動物生態学)は「一般論としては、光や音で威しても、追いかけられるなど物理的危害を被らなければ、動物は慣れるといわれる。だが、少しでも効果がみられるなら一歩前進の対策となる」と評価し、「自治体や研究者も加えて効果を見、結果を整理して次の改善策につなげるという協力作業こそ望ましい」と指摘する。

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