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巧妙化する盗撮の卑劣な手口 レンズ穴わずか1~2ミリ…専門家「一般人はまず気づかない」

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巧妙化する盗撮の卑劣な手口 レンズ穴わずか1~2ミリ…専門家「一般人はまず気づかない」

駅のエスカレーターや階段は盗撮多発地域といわれる(写真はイメージ) 駅のエスカレーターや階段は盗撮多発地域といわれる(写真はイメージ)

 レンズはわずか1~2ミリの穴からのぞいているだけで、素人がカメラと判断するのは「まず無理」と工藤氏。つきまといなどの被害を訴える人物から依頼を受けて不審人物を特定し、警察に捜査を委ねた結果、数々の盗撮映像や偽装されたカメラがみつかるパターンが多いという。

 部屋にカメラが仕掛けられているケースもある。日用品を装ったカメラには、コンセントに接続するアダプタータイプもあるといい、工藤氏は「常に電源が供給されているため、カメラが壊れたりしない限り、半永久的に盗撮の被害に遭うことになる」と話す。映像は電波で飛ばされ、室外から確認することが可能だというから恐ろしい。

 「他人の生活を盗み見たいマニアが、賃貸物件を引き払う際に仕掛けるようなケースがある。ラブホテルのベッド周りに置かれてあるのを発見したときはさすがにゾッとした」(工藤氏)

 盗撮の手口は年々巧妙化するが、探偵事務所では盗撮カメラをみつける機材も使用されているほか、警察の捜査員も、不審な動きをする人物を捜査し、現行犯で捕まえている。

 逮捕されれば実名や職業が公表され、社会的地位を失うことにもなりかねない。薬物乱用防止のスローガンではないが、盗撮もまた「ダメ。ゼッタイ。」なのだった。

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