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仙台地裁切りつけ 刃物5本を隠し持つ 金属探知機使用は月1、2回

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仙台地裁切りつけ 刃物5本を隠し持つ 金属探知機使用は月1、2回

仙台地裁の金属探知機による身体検査のイメージ。今回の事件を受け対策を検討するという=16日、仙台市青葉区(千葉元撮影) 仙台地裁の金属探知機による身体検査のイメージ。今回の事件を受け対策を検討するという=16日、仙台市青葉区(千葉元撮影)

 厳粛な空間であるはずの法廷に怒号が響いた。仙台地裁で警察官2人が刃物で刺されるなどした事件。殺人未遂容疑で現行犯逮捕された淀川聖司容疑者(30)は刃物5本を隠し持っていた。信じがたい事件の背景には、例外を除いて法廷内に危険物の持ち込みが可能な「ノーチェック」の現状がある。(千葉元、林修太郎)

                   

 仙台地裁によると、法廷内には当時、裁判官と書記官、弁護人、検察官が各1人ずつおり、定員20人の傍聴席はほぼ満員だった。裁判官が淀川容疑者に懲役1年の実刑判決を言い渡し、量刑理由を読み上げている最中に暴れ始めたという。

 「裁判官が主文を読み上げた時から、様子がおかしかった」。裁判を傍聴していた矢萩進さん(67)=仙台市太白区=は証言する。矢萩さんは切り付けられた警察官の1人の目の前にいた。淀川容疑者は上着の両ポケットに手を入れ、体を揺らすなど落ち着かない様子で、白いハンカチを取り出し、額の汗を拭う場面もあったという。

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