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「なんでこんなのできないんだ」と罵倒 長野の男性労災自殺 両親、賠償求め建設会社を提訴

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「なんでこんなのできないんだ」と罵倒 長野の男性労災自殺 両親、賠償求め建設会社を提訴

 長野県飯島町の野村建設に勤務していた小池雄志さん=当時(31)=が平成27年3月に自殺したのはパワハラや長時間労働が原因として、父幹雄さん(65)と母宣子さん(65)が7日までに、同社に約8020万円の損害賠償を求める訴訟を長野地裁伊那支部に起こした。

 雄志さんの自殺については今年1月、伊那労働基準監督署(同県伊那市)が労災認定している。

 代理人の弁護士によると、雄志さんは26年12月に国土交通省発注の事務所改築工事で現場責任者となり、書類作成などを1人で担当。上司は手伝わず、「なんでこんなのできないんだ」などと工事の遅れを非難、罵倒するだけで、連日遅くまで働かされたと主張している。雄志さんは27年3月21日、自宅物置で首をつって死亡しているのが見つかった。

 宣子さんは「31歳のこれからという時に命を絶たれた。会社からは労災認定後も連絡や謝罪がなく、反省と誠意ある対応を求める」と話した。

 野村建設の担当者は「訴状が届いていないので内容が把握できず、コメントできない」とした。

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