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週刊新潮の中づり広告、6年前から文春側に貸し出し トーハンが調査結果公表 

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週刊新潮の中づり広告、6年前から文春側に貸し出し トーハンが調査結果公表 

週刊新潮2017年5月25日号中づり広告(新潮社サイトより) 週刊新潮2017年5月25日号中づり広告(新潮社サイトより)

 発売前の「週刊新潮」(新潮社)の中づり広告を出版取次大手「トーハン」から文芸春秋が入手していた問題で、トーハンは5日、約6年前から中づり広告を文芸春秋側にほぼ毎週貸し渡していたなどとする社内の調査結果を公表し、改めて新潮社に謝罪した。

 調査結果によると、トーハン社内では平成17年春以降、週刊新潮の中づり広告を掲出。文芸春秋の営業担当者から「自社は校了(校正完了)後で、内容変更はできない」などと言われたため、商談中に広告をメモすることを黙認するようになった。23年春ごろからは営業担当者に広告を貸し渡す仕組みができたという。

 トーハンの特別調査委員会は「(「週刊文春」の)内容変更が間に合うと知っていれば、貸し渡しは行わなかった」と指摘。「当社担当者が金銭授受や供応などの提供を受けた事実は確認されていない」とした。

 調査結果に対し、週刊新潮編集部は「文芸春秋側が事実と異なる説明で出版取次会社の担当者を欺き、中づり広告のメモやコピーを取るようになったことが明確になった。看過できない不正行為」などとする見解を発表。一方、週刊文春の新谷学編集長はこれまでに公式サイトで、「情報を不正、不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりした事実は一切ない」としていた。

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