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続発する痴漢疑いからの線路内逃走 侵入の代償は数百万円の賠償、2年以上の懲役刑も

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続発する痴漢疑いからの線路内逃走 侵入の代償は数百万円の賠償、2年以上の懲役刑も

 痴漢を疑われた人物が線路内を逃走する事件が東京都内を中心に続発している。線路への立ち入りは犯罪で、損害賠償請求を受ける恐れもある。では、身に覚えがないのに疑われたらどうすべきなのか。識者の間でも見解は分かれている。(夕刊フジ)

 3月以降、痴漢を疑われた人物が線路を逃走した事例はJR東日本管内で御茶ノ水、池袋など7駅で8件。今月15日には東急田園都市線青葉台駅で線路に降りた男が電車にはねられて死亡した。

 JR東日本によると「線路内への立ち入りは管内で年間30~40件」といい、都心部で痴漢の疑いに関する線路の逃走が目立っている。

 線路に降り立つ行為について弁護士の高橋裕樹氏は「愚の骨頂」と一蹴した上で「仮に冤罪(えんざい)だったとしても、別の罪を犯すことになる。線路に立ち入って列車の運行を妨害した場合、刑法125条1項の『往来危険罪』に問われ、減刑されることもあるが基本的には2年以上の懲役刑となる。鉄道会社からも支払い能力があると判断されれば、民事訴訟で数百万円単位の賠償を請求されることもある」と話す。

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