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浅草立てこもり 元交際相手の母人質 復縁迫りトラブル

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浅草立てこもり 元交際相手の母人質 復縁迫りトラブル

立てこもり事件の現場付近は一時騒然となった =25日午後9時10分、東京都台東区(福島範和撮影) 立てこもり事件の現場付近は一時騒然となった =25日午後9時10分、東京都台東区(福島範和撮影)

 東京都台東区浅草のマンション3階の一室で25日、住人の女性(55)を人質に立てこもった男が逮捕された。鹿児島県姶良市の職業不詳、堤慎吾容疑者(21)は中野区に住む女性の娘(25)に復縁を迫りトラブルとなっていた。

 24日には娘が「ストーカーされている男が来ている」と110番通報。警視庁が堤容疑者に対し、近づかないよう口頭で警告していた。

 警視庁によると、堤容疑者は人質女性の娘と今年1月から4月ごろまで交際。娘は連絡を絶っていたが、今月24日に堤容疑者が中野区の自宅に突然現れたため、警視庁の指示で台東区の実家に避難していた。

 25日夕に娘が実家に帰宅したところ、堤容疑者と鉢合わせたため、娘はマンションから逃げ出して浅草署に保護されていた。堤容疑者は人質の女性を通じて同署に電話をかけ「娘を連れてこい」などと要求。マンションのベランダに待機していた捜査員が女性の「助けて」という悲鳴を聞き、玄関とベランダから一斉に突入した。

 警視庁によると、人質となった女性は、胸や背中を切られたが命に別条はないという。堤容疑者は包丁で胸を刺して自殺を図ったとみられ、意識がなく治療を受けている。

 現場は東京メトロ浅草駅から約1キロの住宅街の一角。マンション住人の女性(42)は突入の瞬間について「『ドーン、ドーン』という音と、男の叫び声が聞こえた」と声を震わせた。

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