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「残業代払え!」真宗大谷派僧侶が怒りの激白 過労死ライン超える130時間の月も…「まるでモノ扱い」

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「残業代払え!」真宗大谷派僧侶が怒りの激白 過労死ライン超える130時間の月も…「まるでモノ扱い」

僧侶への残業代が支払われていなかった東本願寺境内の同朋会館=京都市下京区 僧侶への残業代が支払われていなかった東本願寺境内の同朋会館=京都市下京区

 内部の労働組合では改善される見込みはなく、外部の労組「きょうとユニオン」を頼り、大谷派側との団体交渉に臨んだ。

 結果、大谷派から未払いの一部残業代約335万円が支払われることになったが、「交渉の中では『お金では計れない仕事』『宗教心があればこんな訴えは起こさない』などとも言われた」と男性僧侶。「どれだけ働かせてもお金を払わなくていいとなれば、自分はまるでモノのように扱われているように感じ、悲しかった」と訴える。

 今回の問題を受け、大谷派関係者からも批判が噴出している。別の男性僧侶は「本山には各地の寺院の息子らが働きにやってくるが、昔から本山の給料だけではやっていけず、実家から仕送りを受けて暮らす者も多かった。だが、地方の寺は余裕があるところばかりではなく、本山に働きにくる僧侶らは自ら生計を立てなければいけない。残業代も支払わず、働かせることができると思っていること自体、社会の常識からあまりにかけ離れている」と批判する。

 大谷派をめぐっては、補導の勤務体制について労組の「真宗大谷派職員組合」と、残業代は支給しないと明記した違法な覚書を交わしていたことなども発覚した。

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