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【金塊窃盗】「福岡は都合の良い都市」 密輸・現金決済…標的になりやすく

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【金塊窃盗】
「福岡は都合の良い都市」 密輸・現金決済…標的になりやすく

福岡市の金塊窃盗事件で、博多署に移送される容疑者(中央)=22日午後10時36分、JR博多駅 福岡市の金塊窃盗事件で、博多署に移送される容疑者(中央)=22日午後10時36分、JR博多駅

 金には世界共通の国際価格があるが、海外から日本に持ち込む場合、消費税分8%の納付を求められる。国内での売却時も同様に上積みされるため、「税関を通さずに持ち込めば、消費税分がそのまま『利ざや』になる。そのため、密輸をもくろむ者が絶えない」(捜査関係者)という。

 福岡市は格安航空会社(LCC)などの空路やフェリーの航路も充実しており、密輸元から安価で運搬ができる。今年4月には金塊の購入資金として引き出された約3億8千万円が強奪されたが、金の取引に関わったことのある別の暴力団関係者は「他の大都市に比べ防犯カメラの数も少ない。犯行を行うのに都合の良い条件がそろっている」と指摘する。

 金価格の上昇も密輸に拍車をかける。金取引大手「田中貴金属工業」(東京)によると、同社の平成12年の金の税抜き小売価格は1グラムで平均1014円だったが、27年には4564円と15年間で4倍以上に。

 また、金取引はクレジットカードや小切手が通用せず、現金決済ということも犯行の標的になりやすい。

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