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保護団体の原告適格認めず 希少ウサギ巡る訴え却下

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保護団体の原告適格認めず 希少ウサギ巡る訴え却下

北海道のエゾナキウサギ=2015年9月、北海道・十勝岳 北海道のエゾナキウサギ=2015年9月、北海道・十勝岳

 北海道新得町の佐幌岳(1060メートル)でのスキー場開発で、準絶滅危惧種のエゾナキウサギの生息地が失われるとして、自然保護団体のメンバーらが国や北海道に対し、国有林の使用や開発許可処分の無効確認を求めた訴訟で、札幌地裁(内野俊夫裁判長)は22日、原告側の訴える資格(原告適格)を認めず、訴えを却下した。メンバー側は控訴する方針。

 訴えていたのは、法人格のない自然保護団体「十勝自然保護協会」のメンバーら。佐幌岳のエゾナキウサギ生息地は道内の主要生息地2カ所を結ぶ中間にあり、開発でそれぞれが孤立し、種の絶滅を招く恐れがあると主張していた。国側は、原告適格がないとして争っていた。

 スキー場は加森観光(札幌市)がサホロリゾートスキー場の増設コースとして開発。国は平成24年5月に国有林の使用を、道は同6月に開発を許可した。既に完成し、昨年オープンしている。

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