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電通子会社5社に是正勧告 違法な長時間労働の疑い

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電通子会社5社に是正勧告 違法な長時間労働の疑い

 大手広告会社の電通(東京都港区)の子会社5社が社員に違法な長時間労働をさせていたとして、各地の労働基準監督署が是正勧告をしていたことが15日、各社への取材で分かった。違法な長時間労働が子会社にも及んでいたことが明らかになった。

 是正勧告を受けたのは、電通東日本(港区)▽電通西日本(大阪市北区)▽電通九州(福岡市中央区)▽電通北海道(札幌市中央区)▽電通沖縄(那覇市)-の5社。いずれも社員に違法な長時間労働をさせたとして、15日までに各地の労基署から是正勧告を受けた。

 5社は電通の新入社員、高橋まつりさん=当時(24)=が過労自殺したことを受けて行われた厚生労働省の調査の一環で、昨年10月に労基署の任意の立ち入り調査を受けていた。すでに電通本社、大阪、名古屋、京都にある3つの支社と幹部社員が、社員に違法な長時間労働をさせた労働基準法違反の疑いで書類送検されており、電通の違法残業をめぐる調査はこれで終了する。

 各社は「是正勧告を重く受け止め、全社を挙げて労働環境改革に取り組む」とコメント、各労基署に改善計画などを提出する。

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