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【栃木雪崩1カ月】8人犠牲の班、雪崩斜面を目指す? 栃木県警、引率教諭ら任意聴取

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【栃木雪崩1カ月】
8人犠牲の班、雪崩斜面を目指す? 栃木県警、引率教諭ら任意聴取

 栃木県那須町のスキー場付近で3月、登山講習会中に雪崩が発生し、参加した高校生ら8人が死亡した事故で、8人を含む班が雪崩が起きた斜面を登ろうとしていた可能性があることが26日、捜査関係者などへの取材で分かった。事故発生から27日で1カ月。県警那須塩原署の特別捜査班は安全管理に問題があったとみて業務上過失致死傷の疑いで引率教諭らから任意で事情を聴いている。

 捜査関係者によると、雪崩は3月27日午前8時半ごろ、スキー場近くの樹林帯で雪をかき分けて進む「ラッセル」の訓練中に発生。参加者55人はそれぞれ引率教諭を含む5班に分かれ、班ごとに別行動を取っていたという。

 この中で先行していた1班だけが樹林帯を抜け、斜面上方の「天狗の鼻」と呼ばれる岩を目指していた可能性があるという。雪崩はこの岩の下の急斜面で発生。1班14人のうち生徒7人、教諭1人が死亡した。

 1班は県内強豪の県立大田原高校の生徒で構成されていた。引率教諭2人のうち、重傷の県立真岡高校、菅又久雄教諭(48)は11日に退院。県警は菅又教諭が1班の行動について詳しい事情を知っているとみて捜査を進める。

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