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棟方志功作品「すり替え」の謎 版画がカラーコピーに…周到さから内部犯行説も

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棟方志功作品「すり替え」の謎 版画がカラーコピーに…周到さから内部犯行説も

カラーコピーのレプリカと判明した、棟方志功作の版画「宇宙讃(神奈雅和の柵)」=17日午後、神奈川県庁 カラーコピーのレプリカと判明した、棟方志功作の版画「宇宙讃(神奈雅和の柵)」=17日午後、神奈川県庁

 まるでミステリー小説だ。神奈川県は17日、所有する世界的版画家、棟方志功の版画「宇宙讃(神奈雅和の柵)」=縦約50センチ、横約65センチ=がカラーコピーと入れ替わっていたと発表した。展示中に来場者から指摘されて発覚。専門家は作品を盗んだ犯人が、犯行が発覚しないよう偽物とすり替える周到さを見せていることなどから、内部犯行説の可能性もあると指摘する。“怪盗ルパン”は誰なのか。(夕刊フジ)

 作品は県が県民ホール(横浜市)の緞帳(どんちょう)の原画とするため、生前の棟方氏に制作を依頼した。1974年に300万円で購入し、県民ホールの指定管理者「神奈川芸術文化財団」が保管していた。

 県と財団によると、2014年に同県鎌倉市の県立近代美術館で展示していた際、観覧者の指摘でコピーと判明。その後、財団が捜索したが見つからず、今月17日になって県に報告した。

 発覚から公表まで約3年を要したのは「必ず本物が見つかるはず」と捜索活動などを行っていたためだといい、財団の人事異動に絡み、事件公表に踏み切ることを決めたという。

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