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【衝撃事件の核心】世界にネットワークか 中国人ニセ僧侶が跋扈している 東京では外国人観光客をターゲットに数珠やお札売りつけ

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【衝撃事件の核心】
世界にネットワークか 中国人ニセ僧侶が跋扈している 東京では外国人観光客をターゲットに数珠やお札売りつけ

JR秋葉原駅近くの電気街。行き交う外国人観光客にニセ僧侶が声を掛けていた=東京都千代田区 JR秋葉原駅近くの電気街。行き交う外国人観光客にニセ僧侶が声を掛けていた=東京都千代田区

 「僧侶を装って物を売っている中国人がいる」

 こんな内容の複数の110番通報を受けて、現場に駆けつけた捜査員が声を掛けると、その正体はすぐに明らかになった。

本当の職業は「農業」 食費を稼ぐため“僧侶”に

 男は「短期滞在」の在留資格で来日した54歳の中国人だった。「僧侶のふりをしているが、仏門とは全く無縁で自分の職業について『農業』と明かした。外国人観光客に手当たり次第に声を掛け、数珠やお札を売り回っていた」(警視庁幹部)。

 「短期滞在」の在留資格は、90日以内の滞在は認められているが、路上販売など報酬を得る活動は禁止されている。

 警視庁組織犯罪対策1課は、男が職務質問を受けた後の2~3月にも同様の行為を都内で繰り返していたことを確認。入管難民法違反(資格外活動)の疑いで逮捕した。

 「男はおよそ1カ月の間に、英国からの観光客ら10人に数珠11個、お札9枚を500円~1000円で売り回っていた」(同)。

 捜査関係者によると、お札や数珠は男の地元である中国・浙江省の雑貨店で1元(当時のレートで16円)~2元(同32円)で仕入れていたという。安価で仕入れた“商品”を仕入れ値の30倍以上もの高値で売り払っていたことになる。

 男は組対1課の調べに対し、「食べる物を買うお金を稼ぐために僧侶のふりをした」などと供述した。

 捜査関係者によると、男は昨年4月にも来日。韓国にも4回ほど渡航し、“ニセ僧侶”稼業を続けていた。これまでに1日平均2000円を売り上げ、計10万円の利益を得ていたという。

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