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【千葉・9歳女児殺害】「社交的」「教育熱心」の仮面に素顔隠す 孤独や閉塞感とは無縁

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【千葉・9歳女児殺害】
「社交的」「教育熱心」の仮面に素顔隠す 孤独や閉塞感とは無縁

逮捕された渋谷恭正容疑者(中学校の卒業アルバムから) 逮捕された渋谷恭正容疑者(中学校の卒業アルバムから)

2児の父で同居女性も

 過去の事件で浮かぶ「孤独」や「閉塞感」というキーワード。「周囲との関係が希薄で、仕事や家族など失うものがない人物が犯行に及ぶ傾向があった」と、新潟青陵大大学院の碓井真史教授(社会心理学)は指摘する。

 だが、渋谷容疑者は地域の活動に積極的に参加。自身は2児の父で、同居する女性もいた。また、保護者会会長として通学路の同じ場所で見守り活動に参加していた。「『子供たちが真っすぐ育つように』などと、熱心な発言が多い人だった」(近隣住民)。

 碓井教授は「社会的に立派であることと犯罪に手を染めることは別だが、通常は社会的立場を崩さないようにするはずだ。今回の事件では一線を越える何らかの強いきっかけがあったのかもしれない」と話す。

 東京工業大の影山任佐名誉教授(犯罪精神病理学)は「(渋谷容疑者は)長い間仮面をかぶり、自分は周囲に疑われない立場にいると考えていたのではないか」と分析。「小学校の保護者会会長としての姿を周囲に見せて、称賛されたいという名声欲もあったかもしれない。ただ、『教育熱心』という仮面を壊すほどの犯行への強い衝動があったことはうかがえる」と話している。

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