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【栃木スキー場雪崩】「元気な子たちがなぜ」大田原高、山岳部の強豪

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【栃木スキー場雪崩】
「元気な子たちがなぜ」大田原高、山岳部の強豪

報道陣の質問に応じる大田原高の堀江幸雄教頭=27日、栃木県大田原市(川上響撮影) 報道陣の質問に応じる大田原高の堀江幸雄教頭=27日、栃木県大田原市(川上響撮影)

 「信じられない。元気な子たちがなぜ…」。雪崩に巻き込まれ、男子生徒7人と男性教員1人の計8人が死亡した栃木県立大田原高山岳部は、全国大会に連続出場する強豪校として知られていた。懸命に練習する姿を知る人から悲痛な声が上がった。

 山岳部の顧問が登山講習会の事務局を担っていた大田原高。衛星利用測位システム(GPS)で位置を確認するために携帯電話の番号を保護者から聞き取るなどし、職員が現場に向かった。午後からは部外者の立ち入りを制限。山岳部関係者らが険しい表情で出入りした。

 近くに住む同校OBの伊沢邦夫さん(73)は「練習ではいつも重い荷物を背負って、校内の階段を必死に上っていた」と振り返り、「かわいそうでならない」と話した。

 一方、男子生徒3人が参加した私立矢板中央高(矢板市)の橋本昭司副校長は「当校の生徒の無事が確認されたといっても、雪崩に巻き込まれたのはみんな登山仲間だ。とても喜ぶ気持ちにはなれない。心配で心が痛む」と沈鬱な様子だった。

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