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「上京型詐欺」にだまされ1000万円持って70代男性が新潟から大宮へ 県警などの連係プレーで被害阻止

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「上京型詐欺」にだまされ1000万円持って70代男性が新潟から大宮へ 県警などの連係プレーで被害阻止

 息子をかたった電話にだまされ、現金1000万円を持ってJR上越新幹線で大宮駅(さいたま市)まで出掛けた新潟市内に住む高齢の男性を、警視庁などとの連携プレーで同駅到着の約10分前に車内で見つけ、被害を寸前で防いだと新潟県警が発表した。首都圏に現金を持参させる「上京型」のオレオレ詐欺が増えており、県警は注意を呼び掛けている。

 県警捜査2課によると、新潟市中央区に住む70代の無職の男性宅に今月上旬、次男と称する男から「株の投資で会社のカネを2000万円使い込んだ。半分は会社が穴埋めしてくれた」と電話があり、男は風邪で声の調子がおかしいと言い訳しながら1000万円を無心した。

 信じ込んだ男性は定期預金を解約するなどして現金を用意。不審に思った妻が次男に確認して詐欺だと判明したものの、大宮駅に着いたら電話をするように指示された男性は新潟駅を新幹線で出発した後だった。

 通報を受けた県警は警視庁と埼玉県警、JR東日本に協力を要請。車内アナウンスに気づかなかった男性を警視庁鉄道警察隊の隊員が車内で見つけた。男性は携帯電話を持っていなかった。

 新潟県内では今年に入って4件の上京型詐欺が確認されている。各新幹線が乗り入れる大宮駅に呼びつけるパターンが多いという。

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