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【歌舞伎町クラブ襲撃】発生16年、「なんで俺が分かった?」と中国人 事件動かした捜査1課特命班の執念

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【歌舞伎町クラブ襲撃】
発生16年、「なんで俺が分かった?」と中国人 事件動かした捜査1課特命班の執念

 発生から16年となり、10年以上も前に捜査本部も解散していた今回の事件。警視庁捜査1課で未解決事件の捜査を担う特命捜査対策室(特命班)が、捜査を動かした。DNA型鑑定の技術向上でコールドケース(長期未解決事件)が一気に解決する事例があるが、今回の事件では資料の洗い出しや尾行など地道な捜査が容疑者を捜査線上に浮かび上がらせた。

 「犯人の1人が国内に潜伏している」。端緒は約2年前、新宿署の刑事からの連絡だった。元捜査1課の刑事は署に眠る資料の洗い出しを進め、犯行グループの1人である男(38)の所在を突き止めた。男の名前は中国で判決を受けた3人が供述していた。

 連絡を受けた特命班は、男が兵庫県姫路市に住んでいることを割り出して捜査員を派遣。男の行動確認を進める中で、DNA型などを把握。改めて現場の血痕を鑑定したところ、複数の資料が男のDNA型と一致した。だが、強盗殺人事件に関与した決定打ではなかった。

 特命班が、空港での入国審査時に指名手配犯などのリストと照合する生体情報認証システム(BICS)に、この男の指紋を入力したところ別の名前が浮上。男が偽名で出入国を繰り返していたことが判明した。

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