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DVやストーカー加害者に保護対象者の住所漏らす 福祉給付金申請で 東京・世田谷区

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DVやストーカー加害者に保護対象者の住所漏らす 福祉給付金申請で 東京・世田谷区

 東京都世田谷区は28日、ドメスティックバイオレンス(DV)やストーカーなどの被害を避けるため保護措置を受けている女性の臨時福祉給付金支給申請書を、誤って加害者に送付するミスがあったと発表した。申請書には女性の住所が記入されていたため、女性は2月中旬に転居した。

 区によると、昨年11月、低所得者が対象の臨時福祉給付金申請書を女性と加害者の別々の住所に発送したところ、加害者から「2人分を自分の住所に送ってほしい」と再発行の要請があり女性に確認しないまま、女性の住所が記入された申請書を含め2人分を送付した。

 臨時福祉給付金の申請ではDVなどの保護措置の対象者であることは判別できないが、申請にあたり要請者に相手の住所や氏名を答えてもらう手順だった。今回はこの確認を怠っていた。加害者が給付金を受け取りに来て発覚。これまで女性に被害はないという。

 区では、女性と一時避難や転居費用について示談交渉を進める一方、臨時福祉給付金の申請時でも保護措置の有無を判別できるようシステム改修を急ぐ。

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