産経ニュース

繰り返される悲劇 高齢者踏切事故 都内で今月3人死亡 検知装置導入追いつかず

ニュース 社会

記事詳細

更新


繰り返される悲劇 高齢者踏切事故 都内で今月3人死亡 検知装置導入追いつかず

自転車の高齢男性がはねられて死亡した京成押上線の踏切。線路脇には花が手向けられていた=27日午後、東京都葛飾区立石(緒方優子撮影) 自転車の高齢男性がはねられて死亡した京成押上線の踏切。線路脇には花が手向けられていた=27日午後、東京都葛飾区立石(緒方優子撮影)

 高齢者が踏切内に取り残され死亡する事故が相次いでいる。東京都内では2月だけで3件発生。平成17年度以降で踏切事故の発生は微減しているが、死傷者は横ばいが続く。事故を防ごうと、鉄道各社は車だけでなく人まで感知する高精度の障害物検知装置の導入を進めているが、対策が追いついてない。警視庁も事業者に高精度装置導入を求める異例の要請をした。(加藤園子)

 今月10日午後6時前、東京都葛飾区の京成押上線京成立石駅近くの踏切内で、電動アシスト自転車を支えながら遮断機を上げて逃げようとした男性(89)が、快速特急電車にはねられた。前日には豊島区で転倒した女性(78)が、さらに8日にも日野市で男性(69)が横断中に取り残され、踏切内で死亡した。

■   ■

 警視庁などによると、現場となった踏切には、いずれも高精度の検知装置はなかった。従来型の照射された光を遮ることで障害物を検知する「光電式」とされる装置がある踏切もあったが、主に車を検知するもので人には反応しなかった。

続きを読む

このニュースの写真

  • 繰り返される悲劇 高齢者踏切事故 都内で今月3人死亡 検知装置導入追いつかず
  • 繰り返される悲劇 高齢者踏切事故 都内で今月3人死亡 検知装置導入追いつかず

「ニュース」のランキング