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覚醒剤の押収量が過去最高 東京税関 中国・台湾の組織が連携、密輸量増加

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覚醒剤の押収量が過去最高 東京税関 中国・台湾の組織が連携、密輸量増加

 東京税関は23日、昨年1年間の不正薬物密輸入の取り締まり状況を発表し、押収した覚醒剤が約447キロで過去最高に達したと明らかにした。税関幹部は「密輸の大口化が目立つ」と指摘している。

 東京税関によると、昨年、管内の空港や港湾などで押収した不正薬物は約485キロ。そのうち覚醒剤の押収量は約447キロで、平成27年の約217キロから2倍以上増えた。全国の税関による押収量は約1501キロで、27年の422キロから大幅に増加し、いずれも過去最高を記録した。

 東京税関の後藤政秋特別審理官は押収量が増えた背景として「貨物船で一度に大量に密輸するなど手口が大口化している」と指摘。昨年11月、台湾出身の男が中国・福建省の港から「小石運搬機」と称した鉄製容器に隠した約150キロの覚醒剤を密輸した事例など、台湾と中国の組織が連携するケースが目立つという。

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