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群馬・下仁田の多重衝突 「だめだー」事故処理中の警官が絶叫後に衝撃 大破した軽乗用車の女性「あのまま中にいたら…」

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群馬・下仁田の多重衝突 「だめだー」事故処理中の警官が絶叫後に衝撃 大破した軽乗用車の女性「あのまま中にいたら…」

事故の衝撃で大破した軽乗用車=6日午前、群馬県下仁田町(一部画像を加工しています) 事故の衝撃で大破した軽乗用車=6日午前、群馬県下仁田町(一部画像を加工しています)

 群馬県下仁田町南野牧の国道254号で7日に起きた11台が絡む多重事故から1週間余、トラックに前後を挟まれ原形をとどめないほど大破した軽乗用車に乗っていた下仁田町の女性(42)が産経新聞の取材に応じた。事故の詳細はなお不明だが、「ツルツルの路面」で起きた事故の衝撃、死の危険を感じ窓から必死で逃げた状況などを語った。

 「だめだー」。後方から警察官の叫び声が聞こえ振り向くと、大きなライトが迫ってきた。午前5時、まだ暗く車種は分からなかったが、止まる様子はない。女性は覚悟してハンドルを握りしめ、身構えた。

 15分前の午前4時45分、女性はいつも通り自宅を出て群馬県吉井町の勤務先に向かった。通い慣れた国道。事故現場周辺の数百メートルは凍結しやすく、地元の人間なら徐行する危険ゾーン。この日は「特に滑りやすく、ツルツルだった」。女性は「時速10キロほど」という極端な徐行で走行し、やがて前方に道をふさぐように止まっているトラックが見えた。最初の事故車両だった。

 車を止め、引き返そうかと思っていると、事故処理で駆けつけていた警察官が近づいてきて「この路面だと危ない。少し待っていてください」。会話を終え運転席の窓を閉める間もなく、警察官の声が響いた。

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