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奥深山被告が入院先で病死 渋谷暴動事件、公判停止中 中核派の活動家

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奥深山被告が入院先で病死 渋谷暴動事件、公判停止中 中核派の活動家

 昭和46年の渋谷暴動事件で警察官を殺害したとして殺人罪などに問われ、精神疾患で56年から東京高裁での控訴審が停止している中核派の活動家、奥深山幸男被告(68)が、入院先の群馬県内の病院で7日に死亡したことが14日、捜査関係者への取材で分かった。病死とみられる。東京高裁は公訴を棄却する見通し。

 渋谷暴動事件では、実行役とされる大坂正明容疑者(67)が47年に殺人容疑などで指名手配され逃走中。共犯の奥深山被告の公判が停止中だったため、当時の殺人罪の公訴時効期間だった15年が過ぎた61年になっても大坂容疑者の時効は成立しなかった。平成22年に改正刑事訴訟法が施行されて殺人罪の時効が撤廃されたため、大坂容疑者の時効はなくなった。

 奥深山被告は、沖縄返還協定を巡り学生らが暴徒化した渋谷暴動事件で、警備中の新潟県警の中村恒雄巡査=当時(21)=を殺害したとして、昭和54年に懲役15年の1審判決を受け、控訴中に公判停止となった。

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