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長野市の元住職を横領容疑で逮捕 檀家から780万円だまし取る

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長野市の元住職を横領容疑で逮捕 檀家から780万円だまし取る

 長野県警捜査2課と長野南署は8日、檀家(だんか)から集めた金をだまし取ったとして業務上横領の疑いで、浄土真宗本願寺派浄圓(じょうえん)寺(長野市)の元住職、井上●明(ひろあき)容疑者(67)=無職、東京都新宿区高田馬場=を逮捕した。容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は同寺の住職だった平成25年2月上旬、境内の整備事業の目的で檀家から集金した資金を管理していた預貯金口座から780万円を別の口座に入金して横領したとしている。

 井上容疑者は26年8月、住職の住居を兼ねた境内の「庫裏(くり)」の建て替え費用の名目で、檀家から約7千万円の寄付金を集めたまま行方をくらました。その後、檀家が同12月に県警に告訴していた。

 関係者によると、庫裏の建てかえ計画は井上容疑者が21年に表明した。檀家約90世帯が寄付したが、26年8月の期日を過ぎても工事業者への入金がなかったことなどから発覚した。このほか同容疑者が住職時代に管理していた檀家の高齢夫婦の預金2億円弱も使途不明となっており、県警が余罪を調べている。

 浄圓寺は現在は住職がおらず無人。市内の別の寺が管理している。

●=まだれに「黄」

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