産経ニュース

【レセプト債破綻】アーツ証券元社長ら告発へ 証取委、偽計罪で 千葉地検立件へ捜査

ニュース 社会

記事詳細

更新

【レセプト債破綻】
アーツ証券元社長ら告発へ 証取委、偽計罪で 千葉地検立件へ捜査

 医療機関の診療報酬請求権を買い取り「レセプト債」と呼ばれる債券を発行していたファンドなどが破綻した問題で、証券取引等監視委員会が、債務超過を隠して債券を販売していた「アーツ証券」(東京、破産)の元社長らと、ファンドの運営会社「オプティファクター」(同)の元社長について、金融商品取引法の偽計罪で千葉地検に刑事告発する方針を固めたことが5日、証券関係者への取材で分かった。千葉地検は立件に向け、詰めの捜査を進めているもようだ。

 監視委は当初、金商法の虚偽告知罪で告発する方針だったが、両社の元社長らが虚偽の財務書類を作成していたことや、被害額が巨額に上ることなどから、より罰則の重い偽計罪を適用する方針に転換した。

 監視委によると、アーツ証券は平成16年6月以降、この債券を約67億円分販売。社長(当時)らは遅くとも25年10月ごろまでに、オプティ社の社長(同)から、債券を発行するファンド3社が債務超過状態にあることを知らされながら、事実を意図的に隠して販売を続けた。

 さらにアーツ証券は、六和証券(京都市)など証券会社6社に債券販売の紹介や支援を実施。6社に虚偽の決算報告書や運用実績報告書を送り、販売を継続させたなどとして、監視委が昨年2月、虚偽告知の疑いでアーツ証券やオプティ社を強制調査していた。

続きを読む

「ニュース」のランキング