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神奈川・平塚市でイノシシ被害増、畑など荒らされる 「防止柵」を初設置

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神奈川・平塚市でイノシシ被害増、畑など荒らされる 「防止柵」を初設置

イノシシによる農作物被害防止に向けて設置された侵入防止柵=神奈川県平塚市の高根地区 イノシシによる農作物被害防止に向けて設置された侵入防止柵=神奈川県平塚市の高根地区

 神奈川県平塚市西部の高根地区でイノシシ出没が相次ぎ、農作物被害防止に向けて市などが中心となり、侵入防止柵を市内で初めて設置した。平塚市では数年前からイノシシの被害が増え始め、県内では三浦半島など、これまであまりイノシシの出没が確認されていなかった地域でも被害が出ている。自治体は対策強化に苦慮しそうだ。

 平塚市では7、8年前からイノシシが出没し、以降イモ類やハクサイなどの野菜が食い荒らされる被害が激増した。平成27年度の市内の捕獲頭数は27頭だったが、今年度は12月末の時点で昨年度と同じ捕獲頭数を数え、昨年度を上回るのは必至だ。

 特に被害が大きいのが市西部の山間部に位置する高根地区だ。今年度の同地区の捕獲頭数はすでに12頭で、昨年度の9頭を上回っている。被害拡大防止に向け、昨年11~12月にかけて、市や住民ら延べ106人が鉄製ワイヤによる高さ1メートルの防止柵を、約800メートルにわたって張り巡らせた。事業費は約86万円で、国の交付金でまかなわれる。市では、柵設置による効果を検証したうえで、来年度以降の対策を検討する考えだ。

 イノシシはこれまで目撃例がほとんどなかった横須賀市や葉山町といった三浦半島でも25年ごろから目撃されるようになり、農作物被害も報告されるようになった。

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