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【衝撃事件の核心】「あなたは性病です」…詐欺クリニック院長がつけ込んだ患者の「羞恥心」

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【衝撃事件の核心】
「あなたは性病です」…詐欺クリニック院長がつけ込んだ患者の「羞恥心」

性病と偽り薬代を詐取したとして、詐欺容疑で逮捕された林道也容疑者(フードの男性)=東京都新宿区(橋本昌宗撮影) 性病と偽り薬代を詐取したとして、詐欺容疑で逮捕された林道也容疑者(フードの男性)=東京都新宿区(橋本昌宗撮影)

 呆然(ぼうぜん)とする男性。「心当たりがない」と院長に告げたが、院長は「銭湯などでも感染する」と取り合わない。誰に相談することもできないまま、人目を避けて院長の言うがままに約3カ月にわたり治療を続けた、だが、数値が改善することはなかった。そもそも本当の結果は陰性だったのだ。

 警視庁捜査2課は、嘘の診断をして男性から薬代約2万6千円をだまし取ったとして、詐欺容疑で院長の林道也(みちなり)容疑者(69)=新宿区新宿=を逮捕した。捜査関係者によると、「間違っている」などと容疑を否認しているという。

「陽性」の診断用紙偽造

 事件は、男性が恥を忍んで別の病院に「セカンドオピニオン」を求めたことで発覚した。

 あまりにも治らないことを不審に思った男性は、思い切って別の病院を受診した。そこで下された診断は「クラミジアではない」というものだったのだ。

 「誰にも相談できずに治療を受け続けていたが、嘘の診断だった」。男性は意を決して26年、嘘の診断は不法行為に当たるなどとして東京地裁に損害賠償を求める訴えを起こしたほか、詐欺罪で警視庁四谷署に刑事告訴した。

 民事の法廷で明らかになったのは、林容疑者がクラミジアの陽性、陰性を判断する基準値を勝手に変更していたことだった。

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