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国民だまし続けてきた朝日新聞 非現実的な平和主義を謝罪とともに清算すべき 元東京大学教授・酒井信彦氏

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国民だまし続けてきた朝日新聞 非現実的な平和主義を謝罪とともに清算すべき 元東京大学教授・酒井信彦氏

酒井信彦氏 酒井信彦氏

 就任後に実行するかはともかく、トランプ氏は選挙戦で、駐留米軍経費の日本による全額負担や、日本の核武装容認まで口にした。つまりトランプ氏の考え方は、朝日新聞が従来主張してきた、日本国憲法を護持する平和主義と、完全に矛盾するものであることは間違いない。

 要するに、今の日本が直面しているのは、内外とも、戦後ずっと米国の絶対的庇護下で、惰性的に生き続けられてきた「空想的平和主義」が終焉(しゅうえん)を迎えているという現実である。

 朝日新聞は「戦後70年余、平和国家として歩んできた今の日本がある」(12月7日、社説)などと書き、それを守ることを主張している。

 だが、「平和国家」というブランドは、まぎれもない偽ブランドに過ぎない。戦後、世界最大の軍事大国・米国は、世界中で戦争をやり続けてきた。その米国の重要な軍事基地が存在し、米国の戦争遂行に多大な協力をしてきた国家が、平和国家であるはずがないではないか。

 朝日新聞は、日本国民をだまし続けてきた、非現実的な平和主義を、今こそ謝罪とともに清算すべきである。

 ■酒井信彦(さかい・のぶひこ  元東京大学教授。1943年、神奈川県生まれ。70年3月、東大大学院人文科学研究科修士課程修了。同年4月、東大史料編纂所に勤務し、「大日本史料」(11編・10編)の編纂に従事する一方、アジアの民族問題などを中心に研究する。2006年3月、定年退職。現在、夕刊紙や月刊誌で記事やコラムを執筆する。著書に『虐日偽善に狂う朝日新聞』(日新報道)など。

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