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【糸魚川大規模火災】200年の歴史誇る老舗の料亭「鶴来家」、酒蔵「加賀の井酒造」も全焼 「大事な物が全てなくなった…」

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【糸魚川大規模火災】
200年の歴史誇る老舗の料亭「鶴来家」、酒蔵「加賀の井酒造」も全焼 「大事な物が全てなくなった…」

大火から一夜明けた糸魚川市の現場。加賀の井酒造(左端下)と料亭の鶴来家(右端下)も全焼した=23日午前 大火から一夜明けた糸魚川市の現場。加賀の井酒造(左端下)と料亭の鶴来家(右端下)も全焼した=23日午前

 新潟県糸魚川市大町の大火から一夜明けた23日、火災現場の所々で火がくすぶり続け、規制線の外でも焦げ臭いにおいが鼻をついた。早朝から多くの被災者らが自宅などを確認するため現場を訪れたものの、規制線の中に入れず、警察官や消防士に話し掛けて情報を得ようとする姿があちこちで見られた。まちの財産ともいえる老舗の酒蔵、料亭も全焼。空襲にでも遭ったような一面の焼け野原を目の前にして「信じられない」と目に涙を浮かべる人も少なくなかった。

                   

 創業から約200年の歴史を誇り、地元の人たちから愛されていた料亭「鶴来家」は、過去に2度あった大火の際には延焼を免れたものの、今回は全焼してしまった。

 5代目の店主、青木孝夫さん(67)は23日午前9時ごろ、現場で被害状況を確認。「家族は無事だったが、大事な物が全てなくなった」と肩を落とした。同市出身の詩人で佳人の相馬御風(ぎょふう)の作品なども灰になってしまったという。

 鶴来家の隣にある金沢光教さん(67)の自宅も全焼。金沢さんは「影も形もなくなり、どうしようもない。来年1月の新年会も鶴来家で開こうしていたのだが…」とうなだれた。

 午前7時過ぎ、雨脚が強まり、傘も開けない強風が吹き荒れる中、様子を見に来た同市横町の配管工の男性(73)は「鶴来家とは先代の頃からの付き合い。魚の料理がおいしかった」と残念がった。

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