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パワハラ訴える内部告発文、実名入りで提供 当事者の運営法人に 仙台保護観察所

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パワハラ訴える内部告発文、実名入りで提供 当事者の運営法人に 仙台保護観察所

 犯罪歴や非行歴がある人々の社会復帰を支援する更生保護施設「宮城東華会」でのパワハラ行為などを内部告発した法相宛ての請願書を、施設の運営法人を指導監督する仙台保護観察所(仙台市青葉区)が、了解を得ないまま告発者の実名を含めて運営法人に提供していたことが20日、分かった。文書は内部告発を受けた当事者である上司に渡っていた。

 仙台保護観察所などによると、昨年10月、東華会の職員や元職員ら3人が、上司である男性施設長(65)からのパワハラについて訴えた請願書を法相宛てに郵送。10月27日に、法務省から調査の指示を受けた同観察所は数日後に法人理事長に調査と改善を求め、請願書のコピーが入った封筒を手渡した。その後、理事長は施設長に請願書のコピーを渡した。

 仙台保護観察所は「施設の改善に必要だと考え、法人の責任者に渡した。守秘義務違反には当たらず、適切な対応だった」と釈明し、国家公務員法で定める守秘義務違反には抵触しないとの見方を示した。

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