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セレブもハマる「悪魔の白い粉」 コカインの快感と恐怖…強烈な依存性と幻想・妄想に苦しみ

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セレブもハマる「悪魔の白い粉」 コカインの快感と恐怖…強烈な依存性と幻想・妄想に苦しみ

 「疲れを感じないから、すぐに回復して一晩で何度も回数をこなすことができる。購入ルートは使用目的によって変わるといわれ、性的な快楽を求めて使う場合は、購入者の性的指向の情報も関係する人間の間で広まり、共有されていく」

 使用すると満腹中枢が破壊され、食欲が減退することから「若い女性を狙った闇業者によって『やせ薬』として出回ったこともある」(日向野氏)というコカイン。過去に使用経験があるという男性は、夕刊フジの取材に「とにかく感覚が鋭くなる。シャワーを浴びると、体に当たる水の1粒1粒が気持ちよく感じる」と、その効果を表現した。

 もちろん副作用も強烈だ。この男性は「強烈なのは精神的な依存性で、効き目が切れたときは、常に『吸いたくてしようがない』という気持ちで頭のなかがいっぱいだった」と話す。しだいに使用が慢性化してくると、突然閃光(せんこう)が見えたり、最終的には幻覚や妄想に苦しめられたりするという。

 元厚生労働省近畿厚生局麻薬取締部捜査第1課長の高●(=さんずいにウかんむりに眉の目が貝)良次氏は「コカインはごく一部の人間の間で流通しており、覚醒剤のように情報が集まってこないのが実情だ」とし、こう続ける。

 「30年ほど前の米国では、コカインは金持ちのステータスとされていた。脳を異常に興奮させるという点では、覚醒剤と似ているが、コカインは効き目が短く、純度の高いものでも効果は1~2日とされる。とはいえ、体をむしばむことにはなんら変わりはない」

 「セレブも一般人もすべてを失うドラッグ」というのが実情か。

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