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認知症交通事故、過去3年間で216件 増加傾向

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認知症交通事故、過去3年間で216件 増加傾向

登校中の小学生が巻き込まれた事故現場=10月28日、横浜市港南区 登校中の小学生が巻き込まれた事故現場=10月28日、横浜市港南区

 警察庁は13日、認知症の人が車を運転して起こした交通事故が、平成27年までの過去3年間で少なくとも216件あったことを明らかにした。25年は63件、26年は75件、27年は78件と増加傾向にある。

 事故後に医師の診断などで認知症と判明したケースのみで、運転手が死亡した例などは含まれていないが、認知症の人による交通事故件数が明らかになるのは初めて。

 27年の78件のうち27件が人身事故だったが、被害者が死亡した例はなかった。残り51件は物損事故だった。

 警察庁や厚生労働省などが参加する認知症に関する省庁連絡会議は13日、事故防止策として運転免許センターに配置している医療系の専門職員による運転適性相談を充実させることを決めた。

 高齢ドライバーによる事故は最近、各地で相次いで発生。横浜市港南区では10月下旬、80代の男が運転する軽トラックが集団登校の児童の列に突っ込み、7人が死傷。警察は男を逮捕し、認知症との関連を調べている。11月にも栃木県下野市、東京都立川市で80代の運転手による死亡事故が起きた。

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