記事詳細
ながらスマホ「厳罰化を」 ポケGO死亡事故の遺族らが警察庁で訴え
愛知県一宮市で10月、小学4年の則竹敬太君=当時(9)=が、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」をしながら運転していた男のトラックにはねられ死亡した事故で、父親の崇智さん(46)や大村秀章県知事らが2日、警察庁で松本純国家公安委員長と面会し、運転中のスマホ操作の厳罰化などを要請した。
崇智さんは、大きくへこんだ水筒や眼鏡を手に「悲劇を繰り返さないよう、厳罰化をお願いします」と訴え、松本氏は「しっかり受け止め対応していきたい」と答えた。面会後に崇智さんは「しっかり気持ちを伝えられた」と語った。
警察庁によると、ポケモンGOをしながら運転中に起きた人身事故は、ゲームの国内配信が始まった7月22日から11月21日までに17道府県で26件、うち死亡事故は3件だった。
ゲーム以外も含め、スマホや携帯電話などの画面を見ながら運転中に起きた事故件数は1月から9月末までに683件となった。