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北朝鮮の旅券台紙、持ち込み阻止 東京税関、羽田空港で100冊発見 総連特権揺さぶり

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北朝鮮の旅券台紙、持ち込み阻止 東京税関、羽田空港で100冊発見 総連特権揺さぶり

 このブランク旅券については6月、別の朝鮮総連関係者が日本を出国し、北京経由で北朝鮮に入国する際に持ち出すことを検討したという。

 「北朝鮮の日本における在外公館」業務を担う朝鮮総連にとって、旅券の新規発行や更新といった事務は本国(金正恩政権)の信任を示す特権の一つとなっている。

 今後、ブランク旅券の不足が続けば朝鮮総連の威信のさらなる失墜につながるなど、朝鮮総連を揺さぶることになるとみられる。

 産経新聞は朝鮮総連に取材を申し入れたが、23日の期限までに回答はなかった。

 【用語解説】ブランク旅券 所持人の個人情報の書き込みや写真貼付、発行者(発行国政府)の印判、サインなどがなされて公式発行される前の冊子。北朝鮮の場合、国交がある国の同国在外公館でも正本旅券の発行業務を行っているが、日本では朝鮮総連がこの業務を担っている。

 朝鮮総連 北朝鮮を支持する在日朝鮮人組織として昭和30(1955)年5月に発足。正式名称は「在日本朝鮮人総連合会」で東京都千代田区に中央本部を置く。在日同胞の権利擁護、朝鮮学校の運営、在日朝鮮人系企業の支援などを担ってきた。公安関係者によると、最盛期は50万人程度が所属したが最近は大幅に減少、7万人程度との見方がある。

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