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【警察学校入校】「盾を持って走れ!」 逮捕術、鑑識も…新人記者が埼玉県警警察学校を体験

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【警察学校入校】
「盾を持って走れ!」 逮捕術、鑑識も…新人記者が埼玉県警警察学校を体験

教練で金属製の楯を持って走る川上響記者(左から2番目)=10月26日、さいたま市北区植竹町 教練で金属製の楯を持って走る川上響記者(左から2番目)=10月26日、さいたま市北区植竹町

 人々の安全な生活を守る警察官。ある時は道に迷った人を手助けし、ある時は危険を犯しながらも治安を維持する。どんな相談も受ける身近で頼りになる存在だが、彼らはどのようにしてその「頼もしさ」を身につけるのだろう。1年生記者が埼玉県警の警察学校に足を踏み入れ、そこで学ぶ若者たちと寝食を共にし、汗を流してみた。

 ■体育会系の「洗礼」

 10月26、27両日、県警が初めて開いた宿泊型インターンシップに、大学3年生の男女19人に混ざって参加した。逮捕術や鑑識活動、部隊行動の訓練の教練などを内容とする1泊2日の日程だ。

 午前11時から行われたオリエンテーションで、県警採用センターの川村政生補佐から「皆さん緊張しているように見えるが、明日帰る頃には今と顔付きが変わっているといい」と激励を受け、最初の逮捕術体験へと向かった。

 その移動中に、いきなり体育会系の「洗礼」が。「お疲れさまです!」。インターンシップ参加者とすれ違う警察学校生たちは皆、元気にあいさつをしてくれた。自分も大学時代は相撲部に所属した体育会系。半年の新聞記者生活でなまっていた心が、一気に引き締まった。

 逮捕術の体験では、受け身と肘寄せを行った。12月に卒業を控える学校生の授業を見学した後、まずは後方受け身を取ってみる。背中から倒れ、両手で畳をたたく。肘寄せは脱出技で、相手の右手で左手首をつかまれた場合、左側に回り込みながら、自分の左肘を相手に付き出して振り払うというものだ。

 約9カ月の訓練を積んだ学校生らはキレのある動きを見せていたが、自分がやってみると力任せになり、ぎこちない。これでも「相撲経験者」だが、私より小柄で力がなさそうな学校生の腕をつかんでみると、簡単に外されてしまった。

 ■指紋採取に四苦八苦

 別のクラスに移ると、格闘技の訓練中。学校生はわれわれの攻撃を受けてくれた。保護された衣服の上からとはいえ、実際に力を込めて殴っても蹴っても「大丈夫ですよ」。学校生はたくましかった。改めて警察官の強さを感じた。

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