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【電通に強制捜査】「ハードだけど、好きだからやっている」「就業管理、厳しくなった」長時間労働で批判集まる電通、社員の本音は…

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【電通に強制捜査】
「ハードだけど、好きだからやっている」「就業管理、厳しくなった」長時間労働で批判集まる電通、社員の本音は…

家宅捜索を終え、電通関西支社から押収物を運び出して車に積み込む大阪労働局の関係者ら=7日午後、大阪市北区(村本聡撮影) 家宅捜索を終え、電通関西支社から押収物を運び出して車に積み込む大阪労働局の関係者ら=7日午後、大阪市北区(村本聡撮影)

 長時間労働の常態化などに批判が集まる電通。「今も以前同様、仕事を自宅に持ち帰り深夜や休日に処理している」。こう話すのは、テレビなどの広告製作関連業務に携わる20代の男性社員だ。

 今回の問題を受け、本社ビルが午後10時消灯となった後も、仕事は多忙を極めたままで、“サービス残業”を行う状況が続いているという。理由は「そうしないと終わらないくらい業務が多い」からだ。

 「繁忙期は午前9時前から翌日の午前3時過ぎまで連日仕事するのも珍しくない」。それでも男性は「CM撮影などは良い作品をつくるのが最優先で、時間の調整のしようがない。仕事量や労働時間はハードだと思うが、多くの社員は好きだからやっている。文句を言う人はあまりいない」と話す。

 長年、広告業界に携わり現在は電通で契約社員として働く女性(42)は、「電通は何年も前から、就労時間を適正化する努力を続けていた」と話す。「月の残業時間が超過しそうになった場合、上司や管理部門から、『大丈夫か』などと問い合わせがあった」。就業管理は「今回の問題が発覚してから、さらに厳しくなった」という。

 ただ、「残業時間はごまかそうと思えばごまかせる」とも打ち明ける。

 別の20代の男性社員は「(業務効率化は)今までも出ていたのに何も変わってこなかった。業務内容が変わらなければ形式だけの改革に終わる」と訴えた。

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