産経ニュース

「残り時間は、罰金を支払います」…身代金要求ウイルス、スマホで急増 顔を勝手に撮影も

ニュース 社会

記事詳細

更新


「残り時間は、罰金を支払います」…身代金要求ウイルス、スマホで急増 顔を勝手に撮影も

ランサムウェアに感染したスマホの画面。下部にはこのスマホのカメラで勝手に撮影されたとみられる利用者の顔写真が「犯罪者情報」として表示されている (ノートン提供) ランサムウェアに感染したスマホの画面。下部にはこのスマホのカメラで勝手に撮影されたとみられる利用者の顔写真が「犯罪者情報」として表示されている (ノートン提供)

 1年で種類3倍以上に

 ランサムウェアは、ウイルスが仕組まれたアプリをインストールすることなどで感染する。そのため、アプリの入手先が比較的自由な基本ソフト「アンドロイド」搭載型のスマホの感染例が圧倒的に多いという。

 ネットセキュリティー会社「トレンドマイクロ」(東京)によると、世界で確認されたアンドロイド型を狙ったランサムウェアの種類は、昨年10月は累計4万3千種類だったが、今年10月には3倍以上の14万8千種類まで増加。国内でのウイルス検出数は月平均1万6千件以上となっており、「正確な実態は不明だが、潜在的な被害はかなり多い」と分析する。

 実態がつかめないのは、感染した引け目や支払う金額の低さなどから、相当数の被害者側が警察に通報していない可能性があるためだ。

 「暴露系」への進化懸念

 ある警察関係者は「今後はより強力な種類のウイルスが出てくるかもしれない」と懸念を示す。具体的に考えられているのは「暴露系」への移行だ。スマホから写真などのデータを抜き取り、「ネット上などで公開しない」ことを条件に金銭を要求すれば、被害者側が支払いに応じる可能性が高まるとみられるためだ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 「残り時間は、罰金を支払います」…身代金要求ウイルス、スマホで急増 顔を勝手に撮影も

「ニュース」のランキング